Wednesday, May 29, 2013

県、モンゴル交流さらに 促進協会を設立

大分県・モンゴル関係促進協会の設立総会が26日、大分市内のホテルであった。昨年、日本とモンゴルの外交関係樹立40周年を迎え、経済、文化、資源などさまざまな分野で県民とモンゴル国民の相互交流・理解・発展を進めようと協会を設立した。

約60人が出席。発起人を代表して近藤和義県議会議長が「大分とモンゴルは草の根交流活動が続いている。これまで以上の信頼関係を築いていこう」とあいさつした。

特別相談役の村山富市元首相、来賓の広瀬勝貞知事、ドグミド・ソソルバラムモンゴル国大統領顧問が「大分とモンゴルの交友・協力関係がさらに発展するよ う力を尽くしたい」などと述べた。清水武則駐モンゴル日本国特命全権大使=九重町出身=や宇佐市観光交流特別大使を務める大相撲の横綱白鵬関からのメッ セージを紹介した。

ソドブジャムツ・フレルバータル駐日モンゴル国特命全権大使(61)が記念講演。モンゴルは民主化後、地下資源の開発やインフラ整備、人材育成などに力 を入れていることを説明。「信頼できる政治関係と補完的な経済協力のほか文化、教育、スポーツの交流に取り組み、日本と戦略的なパートナーシップを進めた い」と呼び掛けた。

本年度の事業計画として、協会発足記念行事の開催やモンゴルと大分の情報誌の発刊などに取り組むことを決めた。

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