Wednesday, September 19, 2012

青年海外協力隊:挑戦 南あわじの看護師・秦さん、モンゴルへ /兵庫

◇「知識・技術でサポート」

 JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊員として10月1日から2年間、モンゴルに派遣される南あわじ市広田中筋の看護師、秦美紗都さん(28)が19日、市中央庁舎を訪れ、川野四朗副市長にあいさつした。

 秦さんは県立洲本高校を卒業。看護専門学校で3年間学び、看護師の資格を取得。大阪市の「国立病院機構大阪医療センター」に勤め、救命救急センターの看護師をしてきた。「7年間の仕事に一区切りをつけ、海外で新しいことに挑戦してみたい」と今年3月に退職。青年海外協力隊員に応募し、看護師の資格を生かしてモンゴルへの派遣が決まった。

 派遣先はモンゴルの首都・ウランバートルから約400キロ離れたボルガン県総合病院で、秦さんは同病院の救命救急センターに勤務する。

 川野副市長は「環境や習慣が違いますが、健康に留意して頑張ってください」と激励。秦さんは「自分の持っている知識や技術でサポートできれば。小学校からやっているバレーボールや、歌、阿波踊りを通じて現地の人たちと交流したい」と目を輝かせていた。【登口修】

〔淡路版〕

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