Wednesday, September 19, 2012

映画:モンゴル野球青春記 住民300人超がエキストラ、阿南でロケ始まる /徳島

野球を通じた日本とモンゴルの交流を描く映画「モンゴル野球青春記」の阿南市内での撮影ロケが始まった。1日には同市桑野町のJAアグリあなんスタジアムで主に試合の場面を収録。300人以上の地元住民がエキストラとして参加し、撮影を盛り上げた。

日本とモンゴルの国交樹立40周年を記念し、東京の映画会社が制作。旧那賀川町の取り組みが野球を通じた交流の発端となったことが縁で、市がロケ地を引き受けた。この日は時折降った雨を避けつつ、朝から日没まで同球場でロケし、選手やコーチ役の役者がはつらつと演技した。

旧那賀川町の町長を務めた上映実行委員会長の小泉隆一さん(83)は「当時の町民の思いやりから始まった国際交流。今回映画になり、途絶えていた交流がまたよみがえってきたように思う」と話した。

同市内でのロケは5日まで。今冬にはモンゴルでも撮影し、映画は来年6月に公開される予定。【大原一城】

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