児童留学:モンゴルから２人 丹波・東小で歓迎会 ／兵庫

丹波市立東小学校（同市氷上町石生）にモンゴルから短期留学するガルトバーター・チンビシュレット君（１２）とバトブヤン・エンフジンさん（１１）の歓迎会が４日、同校で開かれた。１１月末まで児童宅などにホームステイしながら５年生と学校生活を送る。

同校は９５年から、日本語を学ぶモンゴルの児童を受け入れている。２人はウランバートル在住。歓迎会で２人は民族衣装を身につけて会場に入った。日本語で家族構成や将来の夢、趣味などの自己紹介をした。

児童代表の６年生、寺田魁人君（１２）が「みんなと一緒に勉強したり遊んだり、社会見学に行ったり、音楽会などいろいろな行事があるので楽しみにしてほしい。わからないことがあったら何でも聞いて。楽しく過ごそう」と歓迎の言葉を述べた。最後に全員でモンゴルの童謡を歌って締めくくった。

２人は歓迎会の後、丹波市役所に辻重五郎市長を表敬訪問した。辻市長は「会えるのを楽しみにしていた。いろいろなことを積極的に学んで自分のものにしてほしい」と励ました。【丸井康充】

〔但馬版〕