Wednesday, September 19, 2012

モンゴルから医療研修員 県立中央病院で研修開始

鳥取市江津の鳥取県立中央病院(日野理彦院長)は3日、鳥取県の友好交流先であるモンゴル中央県の中央病院から医師のサンダグ・トゥグスバヤルさん(40)ら医療研修員2人を受け入れ、産婦人科での1カ月研修をスタートさせた。トゥグスバヤルさんは「研修が実のあるものとなるよう、頑張りたい」と抱負を語った。

研修は国際協力機構(JICA)の事業を活用した3年間の医療プロジェクト。モンゴルは人口増加政策で出産件数が増加する中、妊娠高血圧症候群への適切な対応が中央県の課題の一つとなっている。プロジェクトでは鳥取側から産婦人科医師、助産師を派遣し、医師らを研修員として受け入れてきた。

ことしがプロジェクト最終年で、トゥグスバヤルさんと助産師のドゥゲルドルジ・ゲレルマーさん(47)が研修する。開講式では日野院長が「自分たちの病院と思って、力いっぱいやって」と激励。トゥグスバヤルさんは「内視鏡手術も見学したい」、ゲレルマーさんは「妊婦の適切な管理について学べたら」と意欲を見せていた。

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