Friday, October 26, 2012

<尖閣問題>モンゴル外相が日本支持を表明?食い違う日中メディアの報道―中国メディア

2012年10月8日、日中で領有権を主張している尖閣問題に関し、日本政府が国有化という措置をとったことで厳しさを増した両国の関係は、現在も雪解けを見ていない。日本メディアは、先日に訪日したモンゴル外相が日本の立場を支持したと伝えている。環球時報の報道。

今月2日、玄葉光一郎外相がモンゴルのロブサンワンダン・ボルド外相と会談。日本の報道によると、玄葉外相はその席で、日中関係に関する日本の立場に言及。「尖閣諸島は日本固有の領土であり、したがって領有権問題は存在しない」との見解に、ボルド外相は「日本政府の説明は理解した」と賛同した。

中国紙・環球時報はこれについてモンゴル政府筋の関係者に電話で取材。その情報によると、「問題となっている発言内容について、“理解”という表現は使用していない」という証言だった。モンゴル外務省の公式サイトでもこの件について説明しており、「日中双方が節度を保ちながら話し合いによって問題を解決することを望む」としている。

また、環球時報が取材した日中関係の専門家は「日本が対中関係における報道で事実を曲解するのはこれが初めてではない」と指摘。「第三国の支持を取り付けて自身の違法行為を正当化しようとするならば、その行為は日本政府の不安の表れである」と厳しく非難した。(翻訳・編集/愛玉)

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