Monday, October 1, 2012

母国に産婦人科研修成果 モンゴル人医師ら帰国へ

国際協力機構(JICA)の支援で来県し、鳥取市の県立中央病院で研修を受けたモンゴル人の産婦人科女性医師と助産師の計2人が28日、県庁を訪ね、柴田正顕・病院事業管理者に感想などを話した。

2人はモンゴル・中央県中央病院の産婦人科医師サンダグ・トゥグスバヤルさん(39)と、助産師のドゥゲルドルジ・ゲレルマーさん(46)。3日から約1か月間、同病院で胎児の様子を調べる医療機材などの使い方や、栄養管理など妊産婦へのケアの方法を学んだ。10月1日に研修を終え、同2日に帰国する。

柴田・病院事業管理者が「中央病院の印象はどうでしたか」と尋ねると、ゲレルマーさんは「仕事への熱意、患者さんへの迅速な対応に感動しました」。トゥグスバヤルさんも「母国でも研修の成果を生かせるよう、がんばりたいです」と答えていた。

(2012年9月29日 読売新聞)

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