Monday, October 29, 2012

福岡で学んだ縁 母国でも 帰国留学生交流会 モンゴルを初訪問

福岡県内で学び、母国に帰国した元留学生と交流する市民団体「福岡帰国留学生交流会」が今月中旬、モンゴルを初めて訪れ、懇親会や職場訪問を行った。

一行は同会会長の林安徳九州大名誉教授ら10人で、13~16日に同国を訪問した。14日に首都ウランバートルで開いた懇親会では、九大などで学んだ現地の元留学生10人と交流した。中には帰国後初めて顔を合わせた者もいて、元留学生たちは「これからも会おう」と再会を約束した。また留学当時を振り返り「留学生の家族へのサポートを充実させてほしい」と要望する声も上がった。

翌15日には元留学生が勤務する病院や農業大学を訪問した。

帰国後、林会長は「元留学生が重要な部署で活躍していることを知った。また元留学生間の連携を深めるきっかけづくりができてうれしい」と感想を述べた。

同会は1991年からほぼ年1回、アジア各地を訪れている。

=2012/10/29付 西日本新聞朝刊=

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