Friday, March 1, 2013

リオ・ティント、鉱山めぐりモンゴル政府と27日協議-関係者

2月26日(ブルームバーグ):世界2位の鉱山会社、英・オーストラリア系リオ・ティント は、開発中の銅・金鉱山としては世界最大規模のオユ・トルゴイ鉱山について27日にモンゴル政府との重要な会合に臨む。事情に詳しい関係者2人によると、同鉱山の運営をめぐり、両者は数週間にわたって対立している。

66億ドル(約6070億円)規模のオユ・トルゴイ鉱山プロジェクト向けの資金は3日以内に底を突く見込み。税金未納との疑いや銀行口座の凍結・解除をめぐる問題で同プロジェクトの将来に疑念が生じている。

モンゴル政府は、税金が未払いだとして首都ウランバートルのリオの銀行口座の一部を凍結した。情報が公表されていないことを理由に関係者が匿名で語った。これら口座は25日に凍結が解除され、関係者1人によれば、これが関係改善に寄与する可能性もある。

モンゴルのエルベグドルジ大統領は今月、予算超過でリオを批判。政府は同プロジェクトへの関与を強めるべきだと発言していた。オユ・トルゴイ鉱山はフル稼働時にはモンゴル経済の3割を占めるとされる。

原題:Rio Tinto Said to Clash With Mongolia Ahead of MineFinance Meet(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:東証 Yuriy Humberyhumber@bloomberg.net;シドニー Elisabeth Behrmannebehrmann1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Andrew Hobbsahobbs4@bloomberg.net更新日時: 2013/02/26 15:09 JST

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