Wednesday, March 27, 2013

地域 : 内モンゴルの子ども支援や植樹 花の里いいじまでチャリティーバザー

砂漠化が進む内モンゴルの緑化に取り組む飯田市のNPO法人「草原の風」(中田忠夫理事長)は16日から、モンゴル製品のチャリティーバザーを飯島町七久保の道の駅花の里いいじまで開いている。モンゴル産のラクダやヤク、羊毛を使った衣類、カーペットなどを販売。売り上げの一部は内モンゴルでの植樹活動や、学校に通えない子どもたちの学費支援に使われる。

「草原の風」は内モンゴル出身で飯田市在住の佐々木ハスゲレルさんが中心となり、2006年に発足。遊牧民の定住化や地球温暖化などにより砂漠化が進む草原に緑を取り戻そうと、ヤナギやポプラの植栽を続けている。

飯島でのバザーは昨年春と秋に続く3回目。モンゴル産のウールやカシミヤを使った製品は「夏涼しく、冬温かい。洗濯しても縮まず、毛玉ができない」(佐々木さん)のが特徴といい、会場には上質なセーターやカーディガン、靴下などが並ぶ。

バザーは31日までで、午前10時~午後4時。会場では佐々木さんがヤッタカ(モンゴルの琴)やショトルゴ(三味線)の演奏も披露しており、「私たちの活動を知ってもらえたら」と来場を呼び掛けている。

同NPOでは5月6日から実施する第10回内モンゴル植林ツアーの参加者も募集中。バザーとツアーの問い合わせは佐々木さん(電話080・5109・8988)へ。

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