Saturday, January 12, 2013

雪男のところに遊びに行こう!

南シベリアの山岳レジャー地シェレゲシュでは、一村が全部が雪男(イエティ)をテーマにとりあげた。あるホテルは雪男テーマパークに様変わりする計画だ。

雪男は存在するのか。この論争は半世紀以上とどまる気配を見せていない。科学的根拠のない空想の産物だと主張する人、いや、全くその反対だという者、実に様々な意見が対立している。

ロシア、ケメロボ州、ゴールナヤ・ショリヤはシベリアのスイスとその美しさで名高い景勝地だが、ここでは雪男の存在は公式的に認証されており、近い将来希望者は雪男と会うこともできる。この景勝地にある山岳スキーのレジャー地、シェレゲシュでは、雪男宮殿が作られようとしている。

もちろん、宮殿には雪男本人が住む予定だ。これについてシェレゲシュのイーゴリ・イディミシェフ副村長は次のように語っている。

「イエティ・パークをつくり、そこで雪男と交流できるようにします。このイエティ・パークには雪男がアーチに作り変えてしまった樹木など、様々な自然界の展示物を紹介する博物館ができる予定ですが、その設立には学者たちも参加しています。」

ゴールナヤ・ショリヤはケメロボ州南部のアルタイとサヤンが交わるタイガに位置する。シベリアでは山岳レジャーが楽しめる場所として人気のスポットだ。この地域では雪男を見たという市民が多く、地元政府はこの言い伝えを村おこしの材料に使おうと乗り出した。シェレゲシュのイーゴリ・イディミシェフ副村長自身も雪男を目撃した経験を持つ。そのときの印象について、副村長は次のように語った。

「雪男を目撃したことは数回ある。これはおそらく地上の生き物ではなく、あの世から訪れる存在なのではないかと思う。雪男は全く突然姿を消すかと思うと、逆にふいに姿を現すことができる。

雪男は水の上を歩くこともでき、夜中に光を放ちながら歩いているというのは本当に驚くべきことだ。」

 ここ数年、この土地を調べようという研究者やジャーナリストがつめかけ、さながら雪男詣での様相を呈している。ケメロボ州のアマン・トゥレエーフ知事は雪男を見つけ、自分のところに連れてきてくれるなら100万ルーブルの報奨金を払おうとまで約束した。人類学者らは雪男の存在の可能性はあまりにも低いと考えている。アナトーリー・フォーキン氏はこの地域で雪男を見たという住民の証言は主に19世紀末から現れていると主張する。雪男を捕まえることは誰にもできないが、地元政府はこれにめげることはない。なぜならば遭遇したという証言はあまりに多く存在するからだ。

2011年秋、ケメロボ州では雪男国際会議まで開かれ、米国、カナダ、モンゴル、スウェーデン、エストニア、中国から学者らが集まった。会議で学者らは、集められた人為結果は95%雪男がシェレゲシュに生息している事実を裏付けているという見解に達した。そんなわけでケメロボ州に将来、この雪男を研究する特別な学術研究機関が開設されることもありうる。

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