Friday, January 25, 2013

朝青龍から1億円 詐欺罪の男に実刑

元横綱の朝青龍に「モンゴルに1兆円を投資する」と持ちかけ、現金1億円をだましとったとして詐欺の罪に問われた男の裁判で、東京地裁は男に対し、懲役5年6カ月の判決を言い渡しました。

神奈川県逗子市の会社役員・菊地武雄被告(77)は2009年、他の男らと共謀して元横綱の朝青龍から現金1億円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われました。

25日の判決で東京地裁は、「菊地被告は自分を資産家と偽り、モンゴル開発への協力を求める朝青龍に『1兆円だす』『ある国に金塊を預けているが現金化するには金が必要だ』などとウソを言って信じ込ませた」と指摘し、懲役5年6カ月の判決を言い渡しました。

判決では、被害者の朝青龍について「怪しげな話に乗ってしまった甘さは否めないが、祖国を思う心情につけ込まれ多額の現金を失い、同情を禁じ得ない」としました。(25日20:16)

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