Saturday, January 12, 2013

支援を受けた人がさらに誰かを支援する!モンゴルで拡がる支援の輪

苦境にある子供達を支援1950年、一人のアメリカ人宣教師の呼びかけによって生まれた国際NGO「ワールド・ビジョン」が、モンゴルでの支援活動の様子を公式HPにてレポートしている。(今回ご紹介するのはワールド・ビジョンのフランス支部であるビジョン・デュ・モンドの活動)

モンゴルの貧困率は今や29.8パーセントと言われ、特に問題となっているのは子供の栄養失調と、貧困による教育への低アクセスであるという。

ワールド・ビジョンはそのような問題を解決すべく支援にあたっている。またなんとも素晴らしいことに、支援を受けたモンゴルの人々はさらに困っている人々を支援すべくボランティア活動に没頭しているという。

今度は私が誰かを支援するBulganaaさんの息子は生後6か月の時に医師から栄養失調であると診断された。しかしワールド・ビジョンが配布している栄養補助食品をクリニック経由で受け取り、息子の体重は無事に回復したという。その後Bulganaaさんはワールド・ビジョンの薦めで子供の栄養学について学んだ。

彼女はその経験を生かし、現在はファミリークリニックにて若い母親達に子供の食事についてのレクチャーを行っているという。

また、父親を亡くし、経済的な理由から大学進学を断念した双子の姉妹KhoszayaさんとKhosjargalさんは、ワールド・ビジョンの支援を受けて大学へと進学。現在は念願だったデザインとマルチメディアを学んでいる。

彼女らもまた、自分たちが受けた支援をボランティア活動を通し社会へ還元しようとしている。二人は専門知識を生かして週に3回、子供達に美術とパソコンを教えているという。

ビジョン・デュ・モンド
http://www.visiondumonde.fr/

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