中国の内モンゴル自治区では、中部や東部などで、8日、強い寒気の影響で猛吹雪となりました。この影響で、内モンゴル自治区東部の通遼の国道では視界が10メートル以下となり、走行中の100台以上の車が立往生しました。
このため、地元政府は、除雪車を出して、現場付近の道路の除雪作業を行うとともに、およそ150人の救助隊員と車両を送り、救助活動に当たりました。
救助活動は、横なぐりの激しい雪が吹きつけるなかで行われ、およそ10時間かかって車内に取り残されていた330人全員が無事、救助されました。
内モンゴル自治区では、先月以降、厳しい寒さと降雪が続いており、自治区の面積のほぼ半分に当たる地域で雪の被害が出ているということで、この地域の住民の生活の糧となっている牧畜業に影響が出るのではないかと懸念する声が出ています。
ビデオリンク: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121210/k10014073131000.html
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