Wednesday, December 26, 2012

心をつかむ者、世界をつかむ

■ 心をつかむ者、世界をつかむ-人間らしく生きる社会を夢見たジンギスカンの話

■ ソ・ジョンロク(著)

■ 学古斎 (刊行)

■ 本の紹介 - 人間らしく生きる社会を夢見たジンギスカンの話。800年前、モンゴルの高原から世界最大の帝国を建てたジンギスカン。彼はどのように同時代の人々の心をつかみ、大帝国の建設者として大きな成功を上げることができたのか。本書は、残忍な君主として知られているジンギスカンの、新たな姿を見せる本である。

ジンギスカンの誕生と成長、モンゴル部族の統一が成し遂げられたモンゴルの草原を直接訪れ、ジンギスカンの足跡を詳しく記録した。当時、他のどの社会よりも弱肉強食の法則が支配していた、分裂されたモンゴルの草原を統一し、世界帝国を建設する精神的・物質的な土台を作った、ジンギスカンリーダーシップの秘密を明らかにする。

■ 主婦の友 - ソ・ジョンロク-京幾道生まれ。ソウル大・哲学科と同大学院卒。ハンサルリムの創立メンバーとして活動し、チャン・イルスン先生に学んだ。その後、韓国人の正体性に対する問題意識から文化史を中心に東北アジアの歴史を勉強した。2000年以降、韓国のシャーマニズムとルーツを共有するアメリカンインディアンたちの教えについて勉強し、そのおかげで東北アジアの歴史を霊的な見方からあらためて考察できたと語る。2012年現在、トランスウォーキングセンターの代表として、人類の数百万年に渡る歩みを復元し現代化した、「トランスウォーキング」を普及している。「黒い湖」というインディアンネームを持ち、コミュニティサイト「インディアンカフェ・花咲く木の下で」を運営している。

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