Friday, December 28, 2012

猪木 アジア制覇の野望

IGF総帥・アントニオ猪木(69)のアジア制覇の野望が止まらない。

今月上旬にパキスタンで大会を開催したが「昔、師匠(力道山)のアジア選手権なんてあった。そこで俺がちょっと変えたのはロシアだったりしたんだけど結局、アジアに目を向ける時代に変わってきた。一時期、日本がグーッと伸びて他のアジアが下になったけど、ここにきて中国が伸びてきた」(猪木)

成長著しいアジア諸国のスターを発掘していく考えだ。すでに、中国や内モンゴルの選手のスカウトも順調に進んでいるという。パキスタン遠征でもボロ一族からの弟子入り希望者が殺到した。

そこで「IGFアジア選手権」(仮称)も新設する意向だ。IGFには藤田和之(42)が保持する最高峰の「IGFチャンピオンシップ」があるが、第2の王座となるアジア選手権は文字通り、中国や韓国、インド、パキスタンなどアジア圏で争うことを目的にしている。すでに構想はでき上がっており、ベルトではなくGARZ(ガルツ)と呼ばれるトロフィーを争奪。これは猪木がパキスタン遠征でラホール市の故アクラム・ペールワンの墓参りを行った際にボロ一族から贈呈されたもので、代々に伝わる王者の象徴だという。

猪木は1980年後半、旧ソ連に乗り込み、「プロレス??」といぶかる同国の国家スポーツ委員会を説き伏せてレッドブル軍団を来日させ、世間を驚かせた。今度はアジアを制圧して、再び世間をあっと言わせるのか。

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